「夏いろ冒険キャンプ2014」より【例えばそれはこんなこと。】〜キミの優しさは〜

11 13, 2014
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「夏いろ冒険キャンプ2014」
例えばそれはこんなこと。

ベースキャンプが完成して、みんなは勢いよく自分の荷物をテントの中に運んでいました。
メンバーの一人、Kくんも大きなリュックを運び入れて大喜び。

テントに入る時ふと・・・

靴をキチンと揃えたKくん。

あらあら、、と微笑ましく思っていると、、、

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Kくんは、みんなの靴も揃え出しました。
そしてKくんは、何事もなかったかの様に、みんなとはしゃいでいます。

私にはそれが、妙に優しい行為にうつりました。
靴を揃えてあげた、という事自体というよりも、何もいわず(もっとすれば、恐らくKくんは「してあげた」という感覚すらないということも含め)、なんだかちょっと素敵。

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例えばそれはこんなこと。

みんなで滝滑りに夢中になっていた時にも・・・

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「くぅも一緒に滑ろうよー」と誘ってくれる皆に、
「うん!あとちょっとだけ写真撮ったらね!」
本当は一緒にジャボンしたいのを我慢してカメラを構えていた私。

みんなは「えーーっ」とぶーーぶーーっ

そこでジャボンしたKくんがおもむろに・・・

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「くぅーちゃーん!」
と水の中から何かを手にしてこっちに来ます。

(ちょっと妖怪みたいなのが笑えますが)

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「これ、はい!あげる!写真撮り終えたら一緒にやろー」


そして私は、この写真のシャッターを押し、カメラを置いたのでした。


3日間を通して、これはほんの一部の出来事に過ぎません。
誰に見られていなくても、Kくんはそういった些細な優しい行為をする男の子。
私にもいろんな発見をお裾分けしてくれる男の子です。


森を歩いていて、Kくんが他のメンバーを気遣っている姿がありました。

私は思わず「Kくん、Kくんはどうしてそんなに優しいの?」と聞きました。
聞いておいて何だか意味のない質問だな、、、と思いながらも・・・

そうしたら、Kくんは即答で答えてくれました。

「ん〜?そう? どうしてって、、、お父さんとお母さんが優しいからかなぁ?」


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想うのです。

大切な事って、きっと大人は言葉では教えてあげられないということを。
そしてそれは、毎日の暮らしの中で染み渡っていくのだということを。

溢れ出すほどで、でいてさり気ない優しさは、さり気なく誰かに渡されてゆくものなのかもしれません。


それは、理屈とか、教育論とか、そういう事では決してなくて、、、

全ての子どもたちが、さり気なくも絶える事のない優しさに包まれて育ってほしい、そんな風に願ってしまう。

とにかく、そういうことです。

Kくん、あなたの優しさと、大切な事を教えてくれて、ありがとう。

あなたは私の大先生。

「夏いろ冒険キャンプ2014」より詳しい活動報告はHPにて

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プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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