母と一緒に摘んだり作ったり。その1「青梅」

05 26, 2015
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皐月 上弦の月

先週木曜は義母のお誕生日。
遠く四国は徳島から、この森に来てくれました。

私は義理の母が大好き。
母が滞在中の4日間は、楽しく幸せにあっという間に過ぎてしまいました。

その間、母と私たちは行く先々で何かを摘んでいたように想います。


私は主人である樹さんの事を、「いつも何か拾っては持ち帰ってくる人」と想っていたのだけれど、
その実母である義母も紛れ無く、「気づくと何か摘んだりしている人」なのです。

私はそんなふたりを、フフフと眺めているのが好きだと想っていたのだけれど、

先日、ミュージシャンのtotoさんに、「くぅちゃん、いつも何か摘んでいるねぇ」と言われて、あれ?と想いました。

私と義母は、初対面の時から「何だか昔から知っている気がするわ」と言い合ったほどで、母はどこか懐かしい香りがするのです。

つまり、そういう事なのだなぁ、と改めて。



今回も、一緒に色々と摘みました。

そのひとつが、青梅。

梅雨入り前の、梅摘みを。

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左から、義母作、小梅、紫蘇ジュース
続いて、私作、梅ジュース、梅酒。


梅のお尻にあるポッチ取りをして、一晩水に漬けてから水気をとる下処理を施します。


ポッチ取りはちょっと面倒くさいけれど、とらないと仕上がってから浮いてきて注ぐ時に面倒です。
義母は、昔ながらの事だけど、味にも影響するのかしらねぇ、って。


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小梅を漬ける時に、紫蘇ジュースも作れるから良いですねぇ。

小梅をシワシワにさせないためには、卵の殻を入れると良いと言いますね。
以前それで上手にできましたが、味は変わらないかな。

白山羊のブブさんは、塩分が大好きなので、小梅の瓶に興味津々です。。

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紫蘇ジュースに写っている自分にも興味津々、、なのかしら?w

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梅ジュースと梅酒のこだわりって、本当に家庭それぞれ色々とありますよね。

その代表が、甘味のこと。
お花のシロップ作りのレシピでも綴りましたが、砂糖の種類、または砂糖そのものに関しては、近年情報が沢山あるため、それぞれの好みがとても別れるところだと想います。

ですが、あれはダメ、これは良い、ではなく、「私はこっちだったりだけれど」で良いのではないかと私は想っています。

大切なのは、自分の心が心地よいもの、味の好みにそくしているものだと想います。


私は通常梅ジュース作りにはビート糖の氷砂糖を使っています。
味にクセがないので好きなのと、これで失敗した事がないから安心だという理由からでもあります。

通年通して何かしら作っていますが、作る物によって、そして保存するかどうかによっても、甘味の種類や扱い方もかえています。

これはもう、試行錯誤、実験も含め、自分で失敗しながらも落ち着くところまでやってみて得るものも多いですが、結局のところ、材料選びというのも「出逢い」なのだなと感じます。

そして、シンプルな方法に落ち着く事が多いように想います。

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梅酒は35度以上の焼酎(我が家は果実酒用に作られた玄米焼酎を取り寄せています)であれば、失敗もほぼないと想うのだけれど、梅シロップは失敗談を時々耳にしました。

「蜂蜜で作ったら、カビちゃって、、」とか「キビ砂糖で作ったのだけれど、発酵が進んじゃってお酢になっちゃったのだけど、、」という相談を受けた事が何度もあります。


私もそれで失敗した事もありますが、考えられるのは↓かな、とご紹介。


【それ、梅シロップ失敗の原因かも?】

⑴ 瓶の消毒処理をキチンとしていなかった(熱湯で煮沸して、完全に乾燥させる。*布巾の菌に注意)
⑵ 梅そのものに傷があったり、痛んでいたりした。
⑶ 梅が落ち着いた頃に実を引き上げず室温の高いところで放置した。
⑷ 砂糖(もしくはそれに準ずる甘味)の量が少なすぎる。


特に、⑶の補足として、直射日光が当たらない涼しい場所で保管しないと、発酵しやすい。
でなくとも、日本は梅雨のジメっとした暑さで発酵はしやすい。

梅が落ち着いてエキスが出きったころに、実を取り出してシロップだけを瓶にいれ冷蔵保存すると安心。

その前に発酵し始めたという場合は、果実を取り出してシロップを一度火にかけると発酵は止まる。

(という経験を私も一度しているのだけれど、経験談として補足でお知らせくれた友人のわたるっち、ありがとう。追記させてもらいました♪)

けれど、発酵しても気づくのが早ければ酵母シュワシュワジュースとして頂いたら美味しいですよ。



そして、裏高尾に住んでいた時に、おばあちゃんから教えてもらったコツを。

【梅を一度凍らせてから仕込む】ということ。

細胞が一度壊れるからか、エキスの出が良く、失敗知らずだよとのことでした。


【梅シロップの作り方、まとめ】です↓

梅を洗ったら、お尻のポッチをとって下処理をする。

梅を凍らせる

梅と同量を目安にした氷砂糖(または他の甘味)を交互に瓶に詰めてゆく。

涼しく陽の当たらないところで保管しながら時々瓶をゆっくり回す様に振る。

梅が落ち着いてきたら果実を取り除き、冷蔵庫で保存する。



水やソーダで割って頂くと、スッキリサッパリ、夏にピッタリの飲み物に。
クエン酸が沢山含まれるので、夏の疲労回復や汗をかいた後などの身体にとても優しい。

そんなドリンク、今年の梅雨以降のお飲物にいかがでしょう。


夏の身体のための準備、はじめていますか?

母にも少し送ろうかしら、と考えながら。
徳島の母を想いながら頂くことでしょう。


さぁ、今年はどんな夏になるかしら?



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プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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