祈りと誓いと。骨と私と。

10 11, 2011
prayer

神無月 月齢13日

連休初日、山梨におりました。

「ワタリガラスの足跡を辿る」in 山梨

ネイティヴアメリカンのストーリーテラーと呼ばれる選ばれし者たちは、動物にも、風にも、植物にも変異すると聴いたことがあります。

「まさに」その一言です。

信じる信じないは意味をなさない処において、ボブサムと私の間で、とても不思議なことが起こりました。それは、偶然と呼ぶには実に安易すぎるものです。
私は、その詳細を誰かに語ることではないと思っています。
ですが、これまでの私自身とこれからの私自身を繋いでいた糸を新調し、その結び目を堅く締め付けるが如く、確固たる約束を交わした、そんな感覚です。

そして「祈る」とは、こういうことなのだな、そう思いました。

帰り道。
その余韻に浸りながら、想いました。「もう、やめにしよう」と。

IMGP9105.jpg


その日の昼過ぎ、会場に向かう前に、私はその森を探検しておりました。
沢に辿りつき、白い砂に残された鹿さんらしき足跡が、水を求めて水際に向かった痕跡を見つけました。
そして、私は出会いました。

骨。

なんとなく、そうなんとなく。 感謝して頂くことにしたのでした。

そうしてその夜。
私はこの骨を掌で包みながら、ボブサムの語る世界におりました。そして、不思議なことは起こりました。

これは、約束です。森との約束です。その標しとして森から頂きました。
骨は、大切に大切に、小さな鹿皮のポーチにしまわれました。
結び目が緩みそうになる時、この骨を手にしていこうと思います。


それはそれは、特別な夜でした。 この日の事を、私は忘れることはないでしょう。
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森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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