夢の遊び場。

04 17, 2012
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卯月 月齢25日目

「くぅに見せたいものがあるんだ」

「いろいろパレット」~小さな冒険プログラム~に通い続けてくれている冒険隊のAくんが書いた作文が、地元八王子の作文公募において賞を頂いたとのこと。
そこには、パレット冒険隊のAくんが見て感じた、この森のことが溢れるように綴られていました。

Aくんは照れながらも、その作文を紹介させてもらうことにOKしてくれました。

・・・・・

「夢の遊び場『裏高尾』」

 皆さんは、『高尾』というと、高尾山を思い浮かべる人が多いと思います。
でも、僕は『裏高尾』、その中でも、日影沢の森が大好きです。

なぜなら、僕が月に一度参加する「つきのわぐま」という森を冒険するサークルの活動の場所が『裏高尾』だからです。

 その活動で僕は、マムシや野生動物(イノシシ、ウサギ)、鳥などの痕跡に出会いました。また、浅川の源流の沢に飛び込んだり、その沢に通じる湧水を飲んだりしました。
飛び込んだ時も、湧水を飲んだ時も、自然が身体にしみ入るような気持ち良さを感じました。

 山では、急斜面を登って、尾根に出たり、霧の中を歩いたり、食べられるキノコを探して、歩きまわったりしました。

ふだん見られないような、幻想的な出来事や風景に、自然にとけこんだような気分になりました。

 このような体験が出来る、山や森、川などがある、僕のふるさと八王子は、僕のほこりです。
これから、大人になっても、このふるさとを大切に守って、自然を大事にして生きていきたいです。


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ねぇ、A。

Aが、「『つきのわぐま』の事、何て言葉にしたらいいかわからなくって、『サークル』って書いちゃったんだけどさ・・・」って言ったけど、言葉に出来ないっていうのが、何だかいいなぁって、私は思ったよ。 だって、「いろいろパレット」の森冒険ってそういうものだって思うから。中々言葉に出来ないものを、こうして言葉にしてくれてありがとう。

沢の水質調査を夏休みの自由研究にして、日影沢の水のきれいさに感動していたYの澄み切った瞳が、今でも忘れられないよ。
それからね、パレット冒険隊の皆みたいに、水に入る前に、自らこんなにも優しく水に触れている子どもたちを、私は見たことないよ。大人だって、みたことない。

Aが言ったみたいに、自然が体に染み込む体験をしている子は、あんなふうに水に触れるんだなって、私は学ばされたんだよ。

ううん、ちがう。
触れているんじゃなくて、触れ合っているんだね、きっと。


ねぇ、A。

嬉しかったよ。とっても嬉しかった。
Yが賞をもらったこともだけど、何よりもね、Aが森からもらったギフトを大切に感じているんだっていう心持ちがとっても伝わってきて、何だかとっても嬉しくて、胸がジンッとしたよ。

ねぇ、A。

中学に行っても自然と繋がって行ける部活を選んだこと、森冒険にもまた来てくれること、何だか特別嬉しいんだ。

ありがとう、A。
全部全部、ありがとう。

また森で。また一緒に森を身体いっぱい染み入らせよう。「夢の遊び場」で、思いっきり遊ぼう。

A、入学おめでとう。

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Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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