"Stand By Me"

09 20, 2012
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長月 月齢4日

空と大地の教室「つきのわぐま」
9/15(土)「いろいろパレット」〜小さな冒険プログラム〜

パレット冒険隊の野望。

あれは、1年前の事です。

私たちは、「冒険会議の森」のある日影沢と、「Jの滝のある森」がある木下沢が交わる場所で、水遊びをしていました。

そこには、大きな壁の滝(といっても水路の様な物)があり、そこを超えるのは至難の業で、「Jの滝のある森」の方角から流れてくる水が、どうやってその場で合流するに至っているのか興味津々でも、その壁は大きく私たちの目の前に立ちはだかっているのです。

今回、急な思いつきでそこを冒険してみる事になったのでした。

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いくつかの難関をやっとの想いで乗り越え、私たちの目の前に現れたのは「緑の四角い森窓」。
冒険隊メンバーにとって、目を疑うほどの暗闇と、心をザワつかせるほどの静寂が、身体も心をも支配しておりました。

「・・・行こう」とはいえ、中々一歩が踏み出せず・・・

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恐怖。

それはどこから生まれるのでしょうか? ヒンヤリした沢の水が、そんな得体も知れない感情を、悪戯に揺さぶるかの如く、凍り付いてるパレット冒険隊。

勇気。

それはどこから湧いてくるのでしょうか? どこからと知れず地表に現れるわき水の如く、何かきっかけがあるわけでもなく、背中を押される感覚。

そんな皆の後ろ姿を見守っていて、私は強く感じました。

それは、そこに仲間がいてくれるからこそ、その2つの感情のどちらが打ち勝つ事なく、ちょうど良いバランスで共存してくれるもののであろうことを。

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私たちパレット冒険隊は、時にケンカもするし、泣きじゃくったりもします。「もう知らないっ!」という捨て台詞を吐く事だって・・・

だけれど、どうでしょう。こんな時はみんな肩寄せ合って、お互いがお互いの気配を頼りに歩むのです。
「信用してるからな」とか、「先に行くなよ」とか、そんなヤボな言葉は、全く以てはなから存在しません。

誰一人、遅れる事のない歩調で。誰一人、心細さにつぶれる事のない距離感で。
私たちはゆくのです。その先を確かめたいという想い、たったそれだけを原動力として。

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ねぇ、みんな。
そこに広がっていた緑を、どんな想いで見つめていた?
やったね、私たち。
こっちの森と、あっちの森がどうやって出会っているのか、またひとつ、森の謎を解き明かしたね。
そしてまた少し、この森の事を知れて、また少し、この森が好きになったね、私たち。

あぁ、みんな。
いつからだろうね、私たち。仲間が側にいてくれるだけで支えられている。そしてそんなキミも、隣のあの子を支えてる。

”Stand By Me"

支え合ってゆこう。これからも。パレット冒険隊として。仲間として。そして、一人の人として。
きっと優しくなれる。

みんな、ありがとう。ワクワクと優しい気持ちを、ありがとう。

また森で。



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プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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