小包、ひとつ。

09 26, 2014
575A0257-2.jpg

長月 月齢2

小包がひとつ。

「スマイール♬」が入っていた。

不明、不明の中で、確かな物は何なのかを問われているかの様に。



葉っぱがふたつ入っていた。

森が目の前にあって、秋はひと戦ぎごとに深みのある美しさを増しているというのに、手を伸ばしても触れる事のできないことを想いながら眺めているのを、彼女は知っているかの様に。



CDが同封されていた。

行きたくても行けなかった彼女のライヴの音源だった。

その中で「冬の森」という曲は、今年の年始に裏高尾の森に遊びに来てくれた時に感じた事を唄にしてくれ、それをライヴで唄ったのだというトークも入っていた。

その歌詞が、今の私の心境にマッチしすぎていた。

その曲は、命の巡りを綴り、「冬の森、凍える枝先の膨らむ芽に思わず微笑む。冬の森、新しい命が芽吹く時を待ちわびる。」で終わる。

一年の四季の移ろいを通して私が森で感じているものがそこには綴られていて、何とも言えない気持ちになった。
涙が止まらなかった。

淡々と。そう、ただ淡々と。
私もこの森のように、そう在るべきなのだと深いところで感じさせられた。


彼女はいつもとても丁寧な手紙をくれる。
言葉ひとつひとつ、、その便せんひとつにしても、送る人のことを想って選んでくれていることが伝わる、そんな手紙だ。

手紙って不思議だ。文字をなぞりゆくと、その人の声になる。

じんわり、彼女を感じた。

575A2369_20140926161253a5a.jpg

私の大切な友、Izumiちゃん

あの冬の日、凍えながらも森で語り合った沢山の事、宝物だよ。
あの日があったから、私は今の幸せを特別に感じられているのだといっても過言ではないよ。

あと数日で母になるキミへ。

穏やかな秋の森の風をおくります。

祈ってる。
元気に笑う ふたりに逢える事を。

思わず微笑んでしまう暖かな気持ちを、ありがとう。


関連記事
0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
Top
Current Moon
CURRENT MOON
プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

最新記事
リンク
カテゴリ
最新コメント
mail
ご質問・お問い合わせ等はこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
Cooと繋がるアーティストさんたち
RSSリンクの表示