空と大地の教室「つきのわぐま」活動休止について。

12 01, 2014
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師走 月齢9日

秋の紅葉深まり、師走に入って凛とした空気が冬の訪れを知らせてくれる季節になりました。

そんな裏高尾の森を背景に、空と大地の教室「つきのわぐま」から大切なお知らせです。
長文になってしまいますが、心込めて綴らせて頂きますので、一読頂けたら幸いです。


この裏高尾の森に移り住んで8度目の秋のはじまりと共に、「つきのわぐま」代表として、そして私自身の生き方として、大きな決断をいたしました。

悩みに悩み、苦しみもしましたが、この森で続けて来た活動に、一旦終止符を打つ事にいたしました。

12月7日の「いろいろパレット〜小さな冒険プログラム〜」の【秘密基地づくり】をもちまして、この裏高尾の森での活動は終了とさせて頂く事となりました。

直接お会い出来た方からお話させて頂き、少しずつ時間をかけてメール等でご挨拶させて頂いておりましたが、中々みなさまにお会いする事もご連絡をとらせて頂く事も困難で、この様な形で最終的にお知らせすることをどうかお許し下さい。

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正直にお話したいと思います。

近年になって、参加者さんの人数が減少しつつも、なんとかかんとか繋げて来たこの活動でした。
森での活動をひとりで続けてゆくためには、様々な制限を期さなくてはいけなくなったのも現状でした。
それは私自身の力不足等であるため、沢山の方々に応援していただきながら、踏ん張ってここまで頑張り続けて参りました。

ですが、私自身体の体調不良により、プログラム自体も大幅にキャンセルしなくてはいけない運びになり、楽しみにしてくださっていた方々にはガッカリさせたりご迷惑をおかけしたりもいたしまして、申し訳ございませんでした。

色々な事が重なり、非常に残念ながら、そして不本意ながらも、活動を継続させるにおいて支障をきたしておりました。

そんな時に、私事ではございますが入籍いたしまして、主人の赴任が東京から離れることになりました。
私がこの活動をしているため、主人は通勤に往復6時間をかけて今も通ってくれているのですが、そういう事情も重なりまして、色々と考えて出した結論です。


数えきれないほど沢山の方々の応援とサポートを頂けた事で何とかここまで続けてこれたのですが、同時に信じがたいシガラミも生じていた様で、それ故に失っていたものもあったりで、とても心を痛めると同時に、本当に大切にしたいものとは何なのかを考えさせられるキッカケを与えられたのだと解釈する様にいたしました。

私はそういうシガラミなどからは離れたところで、純粋に森と触れ合っていたい。
自身の森への探求も続けてゆきたい。

このまま活動を完全に閉じる選択もありました。
けれど、今まで撮りためて来た写真の中の冒険隊の子どもたちの笑顔を見る度に、森に遊びに行きたいと連絡をくれる人たちに触れる度に、森でのことは、こういう活動を始めた時点で、良い意味において、もともと個人的な森遊びだったものも、もはや自分だけの楽しみでなくなったのだという事を実感させられるのでした。


そのため、どうしたらこの活動を続けてゆけるのか、どうしたら私自身も心地よくいられるのか、考えました。

そして出た答えが、この森を離れ、新天地となる森や地元に落ち着いた頃まで活動は無期休止とさせていただき、時が熟したら、今までやって来た事をベースにしながらも、全く新しい形で再開出来たら、ということでした。

応援してくださった方々、サポートしてくださった方々には、お詫びする言葉が見つからないほどの想いです。
一昨年の夏、経営困難で活動をやめるお話をしたところ、すぐに力になってくれた方々、本当にありがとうございました。

サポート隊や応援隊のみなさま、そんな状況である事を知るや否や、すぐに連絡を下さって、先輩方、友人たちをはじめ、まだお会いした事もない方まで力になってくださったおかげで何とか持ち直す事が出来、キャンプや冒険の際に子どもたちの安全を見守るスタッフをお願いしたりもできた事、本当に感謝してもしきれません。


今後暫くの間は仕事としての活動よりも、少しでも自然に触れたい、森で何か一緒にをやってみたい、と興味をもって下さった方がいらしたら、ワークショップという枠ではなく、もっと気楽にそれぞれのペースで森に足を運べ集える場の提供に重きをおいたものにしてゆけたらと、そして私自身も皆さんと一緒に学ばせて頂けたらと思っています。

ですので皆さまには、私自身にとっても、この活動自体にとっても、それぞれの共有の仕方によっては、より気軽で深みをも持たせることも出来る形に進んでゆこうとしているのだなとご理解いただけるのでしたら、幸いです。

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「空と大地の教室」と名付けた通り、空も大地も果てしなく繋がっています。
森が変わっても、根底に流れている物は同じで、私たちを繋げてくれると私は信じています。

今までこの森を介して出逢ってくださった方々。
これから新しい森で出逢う方々。

今までとこれからと、その両方を私自身が大切にさせて頂けるのであれば、それが私の本望です。
どちらも今までがあってこそのこれからだということを忘れる事なく、歩んでゆけたらと思います。


最後に

パレット冒険隊のみんなとお家の方々へ

パレット森冒険がこの森で最後になってしまうことを知って、泣いてくれたみんな、
本当にごめんね。

「Cooが結婚する時は、森で結婚式をしてね!」という約束は果たせたけれど、何かあった時にはこの森に必ずCooはいるから!って約束した事、果たせなくなっちゃったこと、本当に本当にごめんね。

でもね、また必ず会えるよ。
望んでいさえすれば、きっと叶うよ。
Cooはそう信じてる。

高尾山から筑波山へ。

山は違っても、私たちはきっと同じ。
冒険できる場所が増えたんだ!って思ってくれたら嬉しいな。

お家の方々、
いつもいつも深い理解と力添え、ありがとうがいくらあっても足りません。
お父さんお母さんはじめ、家族の方々が送り出してくれて迎えてくれたからこそ、私たちの冒険はありました。
本当にありがとう。
ただ、ただ、ありがとう。


パレット森冒険隊のみんな、

あっちの森で、またキャンプしよう。
また焚き火囲もう。
また美味しいもの作って食べよう。
また森の恵を身体いっぱいでいただこう。
また想いっきり冒険しよう。

いつでも遊びにおいで。

とりあえず、最後の冒険、秘密基地作りで、すんごい秘密基地作っちゃおう!
とびきりの思い出を作ちゃおう!

でもね、あのね、今から言っとくよ。

最後、Cooはきっと泣いちゃうよ。
でも、寂しくてとか悲しくてじゃないよ。
みんなが大好きだよっていう涙だよ。
だから、笑い泣きしよう。

今までも、これからも、ずっとずっと、みんなのことがとっても大切だよ。
それだけは変わらないって、約束するよ。

みんな、ありがとう。
みんなに出逢わせてくれてありがとう。

裏高尾の森よ、ありがとう。
私はあなたと共にいられる残り僅かな日々を抱きながら過ごさせて頂きます。


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私事ではございますが、11月末に森で結婚式をあげさせていただきました際には、日本山岳会の皆さまのイベントと重なってしまったものの、会長さんはじめ皆さまのご理解ご協力を頂きまして、冒険隊の子どもたちとお家の方々をはじめ、極々親しい仲間内と家族に集ってもらえ、私たちが活動してきた特別なこの森の一角でふたりの門出を祝ってもらうことができました。
地元の先輩方はじめ、この森を愛して通っていらっしゃる方々には、同じ森を介していつも良くして頂き、本当にありがとうございました。
この場をおかりして感謝の言葉を綴らせて頂きます。

本当にみなさん、お世話になりありがとうございました。
またどこかでお会い出来る事を楽しみにしております。


そして最後に、、

「また1からのスタートだ・・」と呟いた時、
「ちがうよ、2からのスタートだね」と励ましてくれた旦那さん。
あなたの理解と協力、そしてその言葉の支えがあったからこその決断でした。

これから始まる森との暮らしのあれこれを、どうか変わらず見守っていてください。


そして、最後の最後に、、、
これを読んでくださったみなさん、
みなさんが見守ってくださったのが何よりもの原動力になりました。
これからさらに細々とした形となりますが、写真等を通じて森の風をお届け出来たらと思いますので、どうぞ変わらず見守って頂き、時に一緒に遊んで頂き、時に一緒に何か感じて頂けたら、嬉しいです。

本当にありがとうございました。

2014年12月1日記
空と大地の教室「つきのわぐま」
代表 Cooこと、石井久弥子

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プロフィール

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Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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