白山羊のブブと、この山の人々と。

05 11, 2015
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皐月 月齢 22 下弦の月

突然この森のある暮らしの一員となった、白山羊のブブさん。

山羊飼いの本、熟読、ふむふむ。


まず雨除けが必要。
とりあえず木陰に、タープを張りました。

だけれども、台風が近づいているとラジオが言うので、私は心配で心配で。

タープでは嵐に耐えられないし危険だから、ブブさんを少しずつ軒下に慣れさせておかないと、、草も用意しておいてあげないと、、

と、考え事しながら朝食の支度を。


そして、樹さんの水筒の紅茶に、何故か鶏ガラスープのもとを入れて持たせていたという。。

紅茶スープ、、、出汁がきいています。




可愛くて可愛くて、、もぅ。
こんな顔で首を傾げられたら、、ねぇ。


ブブさんがやってきて、心配は絶えません。

初日の夜、大鳴きのブブさん。
新しい環境に慣れていないのもあるのだけれど、寂しがりやなのね、山羊さんて。

一鳴き毎に、オロオロしていたわけだけれど、少しずつ鳴くのも減ってきました。


愛らしいブブさんは、人間にもご近所の猫たち動物にも人気者。

有り難い事に、ご近所さん皆さんに可愛がってもらっています。

この家の大家さんも、「みんな喜ぶでしょう」と笑顔でOK。


そして、空前の山羊さんブーム到来。

「うちも山羊飼いたいって話してて」って。


ブブさんはとても人懐っこくて、優しいので、皆さんに撫で撫でされては、ペロペロしています。


日暮れ前になるとブブさんが鳴くので付き添っていると、ご近所のおばあちゃんが見かけて寄ってくれて、一緒にちょこんと座って寄り添ってくれたりも。

「昔は小学校(今は廃校になってしまった)でも、山羊さん飼っていたのよ」という話から、この山の昔の話を聞かせてもらったり。

ゆったりとあっという間に日は暮れたのでした。



ブブさんが色んな昔の話を思い出させてくれるかのように、この土地のこと、その方やご家族がこの土地にどのようにして根付いてきたかの経緯についてなどを、皆さんホロホロとお話してくれます。

私たちは移り住んできた者として、そういうお話を知らなくとも生活は営めるのだけれど、知ることで自分もその流れの一欠片になったことを感慨深く想い、丁寧に受けてこの暮らしを紡いでゆきたいと、自然と感じるのです。


私は皆さんから聞くこの地の話がとても好き。
皆さん、この地が本当に好きで、ここに根付いていることに、さり気なくとも誇りがあるのだなぁと感じます。


この辺りに暮らす人々は、本当にまろやかなお人柄の人たちばかり。

そして、とても丁寧にのどかに暮らしています。

その丁寧さやのどかさについてのお話は、また別の機会に。。。



白山羊のブブさん、

あなたは、周りに人々を集め、和やかな笑いをもたらしてくれる女の子。
猫たちもこぞって近寄ってくるほどに。

私は、キミの幸せばかりを願っているよ。
けれど、キミにとって、本当は何が幸せなのか、よくわからなくなるんだ。

ブブさん、
少しずつ、少しずつ。

わからないなりにも、キミの事をひとつ、またひとつと知れるのが、私の喜びそのものになっているよ。 

ありがとう、ブブさん。


あなたにも、ブブさんの微笑みが届きますように。


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Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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