ガーデンサラダwithクサイチゴ。

05 19, 2015


皐月 月齢1

この森に春が来た頃、
クサイチゴの花が満開になりました。

かたい蕾が春の陽射しに緩みとろける様に、柔らかな花びらが、危ういほどに繊細に柔らかくフワリと開きました。



ミツバチが、せっせと。

まだ見ぬ紅くまん丸な実を想い、ニンマリしたのが随分と前に感じます。



そして、真っ赤な実がこの森にも、あちらこちらに。

その赤は、朝日に照らされると益々輝きを増します。

クサイチゴの味を、トマトみたいだと言った男の子がいました。

赤いベリーの甘みの中に、どことなく青い味。


白山羊のブブさんも大好物。
ペロッともぐもぐ。

虫たちもクサイチゴが好き。
実は中空になっているので、摘んだら先客がいないか確かめましょう。


クサイチゴは例年、果実酒につけたり、炭酸ジュースに浮かべたりしてきました。

ジャムもかつて作ったけれど、私好みではなかったので、以来そのまま食べることが多かったです。


先日、知り合いがクサイチゴのサラダを作ったと聞いて、昔イギリスで庭師として働いていた時のガーデンの同僚が、庭になったベリーをサラダに入れてくれたのを思い出し、懐かしくなりました。


というわけで今年は、週末ランチにサラダで頂きました。




裏庭の一角、猫の額ほどの畑に、野草たちにまみれで野菜がモワモワしてきました。

水菜、ルッコラ、スイスチャードが食べ頃です。
種から育てた子たちは、愛おしさ量りしれません。



摘みたての野菜を水をはった器にチャプリ。

暑い日だったので、見た目にも涼やかでウットリ。



そこに摘んであったクサイチゴをコロコロチャプチャプ。



このまま食卓に出そうかと思ったほどに美しくて。


ふっと息つくと、
微かに聞こえてくる、樹さんが曲づくりをしている音。

ちょびっと休憩、のタイミング。




クサイチゴのガーデンサラダ。




ドレッシングは、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩、胡椒、レモン果汁。

クサイチゴの甘酸っぱさを楽しみたいので、バルサミコ酢は、少し火を通してツンとした強さを柔らかくしました。


ちなみに、なくても良いけれど、

生の胡椒粒の塩漬けも入れ、
ミントも元気に育っていたので、ちぎって入れて。


クサイチゴの甘酸っぱさが、ルッコラの風味と特に良くあいます。


森の恵みと、畑の恵みを頂くということ。

お金がかからない、極上の贅沢。


サラダはあくまでもサイドメニューのはずなのだけれど、裏庭で過ごした昼前の時間が豊かだった喜びもプラスされてか、何だか特別に美味しく頂きました。


クサイチゴから桑の実の季節へ。
蛍のことが気になりはじめました。


梅雨も楽しみなこの森から。

美味しくご馳走様でした。



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Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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