暑い日の過ごし方。

07 30, 2015


文月 月齢14

暑中お見舞い申し上げます。

お暑うございます。

こんな日は、こんな風に、涼を求めて自然とフラリフラフワ。

森の木陰は涼しくて、ありがとう。



ここのところ更新が週一回程度になっているのは、今月になって、白山羊さんのご実家(?)であるオシャレなイチゴ農園の「つくばねファーム」さんで週2日ほどお仕事させて頂いているからなのですが。

イチゴ農家さんの夏って、とっても忙しいのですね。
あの真っ赤なイチゴ、可愛いイチゴ♬ が出来るまで、こんなにも労力と愛情かけられていたのかー!と驚きます。

けれどこの暑さのため、朝7時から昼前まで働いて、一番暑い時間帯の4時間がお昼休憩になる、というスタイルに今週からなりました。

4時間休憩というと、南米などのシエスタのようで、優雅ねぇ、、、なんて想われそうですが、いやいやどうして、この暑さだもの、極々自然なことなのだろうな、とも想うのです。

天候に逆らわず、天候に合わせた働き方をする。

薬草などを仕込む時も同じだけれど、天気予報はもちろん、その時々の雲の流れや湿度などを読む事が問われるわけです。

仕事中は確かに暑いけれど、夏らしく暑さと寄り添いながら過ごせる事が何だか大切に想えます。

クーラーで冷えた部屋に籠もっていると、身体の芯が冷えきってしまいますよね。
そのため体調不良に繋がることも。



我が家は山の中腹にあるので、朝夕はぐっと涼しくなり過ごしやすく、今のところ熱帯夜というものを感じていません。
とは言うものの、日中はそれでもそれなりに暑くなります。


森のある暮らしの過ごし方も同様。
午前中のうちに家事等諸々を済ませ、暑くなるころには涼を求め、お気に入りの本と飲み物、カメラをもって、裏庭へ。




ハンモックは良い。

背中の熱がこもらないから。

風の通りが良いからか、意外と蚊もやってこない。

風が吹きする度に、葉々がチロリロ揺れる。

ウトウトすると、「また夢の後でね」と枝々が手を振っているように見える。



白山羊のブブさんが向こうから草を食べ食べやってくる。



この角度の山羊さんって、たまらない。

なんて微笑ましく想っているのも つかの間、、、



ばくっ!

あぁーーっ!



はっ!山羊さんと言えば・・・

「白山羊さんたらお手紙食べた♬」

どころか、本も食べるの!??



取り合いへしあいの、へーこらぎゅーぎゅー。



本を奪われ返されたブブさん、ちょっと悲しそうな目・・・

に見せかけて、、、



攻撃にでます。

ハンモックユラユラ攻撃。



足の裏くすぐり攻撃。



「ちょっとーっ やーめーぇーて〜」



ってことされても
こんな顔されたら、許しちゃう。



なんて想ったら、スリスリスリスリ、、



ヤギさんは、身体をこすりつけるのが大好き。



もはや、、



撮影不可。



散々遊ばれて、ブブさんもご満悦されると、足を折り畳んでストンと地面に横たわる。

そしてウトウトし始めるブブさん。


ふふふ、なんて愛しい子なんだろう。

私はキミがたまらなく好きだよ。



そして私は再び「日々の泡」の世界に滑り入る。

風が気持ちのよい昼下がり。

夕暮れが近づいてくる頃、雷が響き始め、スコールの様な雨がやってきた。


そして、とても涼やかな森の夜を迎えている。


満月を前に、穏やかな夜です。




【ここからは余談】

ボリスビアンの ”L'ECUME DES JOURS" は、「日々の泡」と「うたかたの日々」という2つの邦題がある。
これは訳者の違いによる。

このブログのタイトル「泡沫の日々」はそこからきている。

私は大学生だった頃にこの小説に出逢い、以来ずっと大切にしてきた一冊だ。
大学卒業後の海外生活でも共に歩んで来た。

この小説の描写のビビッドな美しさが好き。
日本で映画化もされたけれど、悲痛な恋愛物語としての色合いだけが強くピックアップされて残念で仕方なかった。

私はその物語が繰り広げられてゆく舞台そのものや、小物における色や質感までが目に浮かぶほど鮮明に描かれているところが好きなので。

フランス映画の方は未だみていない。幻想的なあの世界観を美しくもどこか毒あるトーンで実写化させることが出来るのだろうかと、ガッカリしたくない気持ちがないものとさせたがる。


シンクの中にウナギがいて、歯磨き粉をあげて釣り上げ、それを料理したりするところも。
ネズミたちの登場の仕方のシュールさも、
ピアノのペダルや鍵盤の一音ごとにリキュールなどが出る仕組みに改造されていて、一曲弾くとカクテルが一杯出来上がるなども・・・

そして、愛する者が肺に蓮の花が咲いてしまう病いにかかり、、、


この独特な世界感に深け入るのが好きで、何度も何度も読み返している。


「人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説」
という言葉が裏表紙に添えられている。

ご興味ある方は、手にしてみてはいかがでしょう。



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プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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