「森のある暮らしスティ&キャンプ」【また森で。】

10 09, 2015


神無月 月齢25

さぁ、最終日の朝がやってきました。

最後の夜、男の子たちは森のティピテントで野生動物たちの息づかいに触れながら、女の子たちはcotoriの庭に蚊帳を出して空を仰ぎながら眠りにつきました。

泣いても笑っても最終日!

お昼にはパパママたちがお迎えにやってきてくれます。
それまで最後の時を皆で過ごします。




といっても、森のある暮らしの朝は相変わらずルーティンでするものをこなす事から始まります。



今日も白山羊のブブさんの糞掃除から。



(あぁ、やるだろうなー)
という期待を裏切らないこの感じ。
いいねいいね。そういうところが好きだなぁ。

Tくんは年齢性別関係なく、優しくてきめ細かな気遣いの出来る男の子。

本当に良くブブさんに懐かれて、、、
(生き物種類も関係なかったようです、はい。)

ブブさん、女の子だからねぇ。
男性を見る目あるね、ブブさん。



「山羊さんて、鼻がプヨプヨなんだね〜」とか、

(そこが、私の山羊好き理由ポイントの1つです。)


「蹄って開くんだね〜」とか。

アニマルトラッキングの学びもあったり。

「でもさぁ、山羊さんと羊さんって、毛以外同じなの〜?」ってKくんからの質問。

「そうねー、どうかしらねぇ。今ブブさんをよーーーく観察させてもらってよーく覚えておいたらいいんじゃない?
今度どこかで羊さんに出会えたら、どこが違うか確かめられるように!」

そっかー、ふむふむ〜〜

なんてしていたのです。

そうしたら、、、この後山を下って恒例のブブさんのお散歩に出掛けたのですが、その帰り道に、、、



な、なんと!羊さんたちに出会っちゃいました!w

「あー!ちがーう!」って。

Kくん、よかったねぇ。
大きな学びとなりました。



散歩から戻って朝食作り。

cotoriの森から枝を集め、薪を組み、火熾しをして焚き火を育てる。
そして皆で朝食を作ります。

男の子たちはすっかり焚き火マスター。
あっという間に火を熾し安定した焚き火を用意してくれました。

ここまでスムーズに準備してくれるようになったなんて、、、
嬉しいなぁ、、私が本当に楽させてもらってるなぁ、、、

これで今回のキャンプ最後の焚き火。
ちょっとシンミリしちゃったりもして。。。


みんなで朝食のフレンチトーストをタラフクお腹に詰め込んだら、、、

あのぉ、、、たべすぎじゃぁあーりませんか??w



あらあら、Yちゃんもお腹いっぱい、
一緒にゴロンユラユラかな?



と思いきや、、あれ?何か企んでる顔しているぞ。。。



お腹いっぱいで思いっきり揺らすとね、、、

まぁまぁ、Yちゃんの嬉しそうな顔w



お腹いっぱいにユラユラ、
森にフワフワしているのって幸せよね。

わかるわかる。

ごちそうさましたら、片付け開始です。


今回、みんなによる冒険会議の末に、テントはティピ型の小さい物ひとつしか建てませんでした。
後は森寝したり、蚊帳で寝たりしたので、片付けも楽チン。

でしたが、話し合いの結果、自分たちで建てたティピテントはそのまま残す事になりました。

裏高尾のキャンプ場でキャンプしていた子たちにとっては、あの地面の固さやテントの大きさによる大変さを身に染みて覚えているため、このテントを片付けるのはきっとあまりにも簡単なのだけれど、、、

テントをそのまま残すと言うその理由というのが、、、

「だって、Cooちゃんティピで寝たがっていたのに、みんなに譲ったから寝れなかったでしょ?
 今夜ここでのんびり焚き火しながら寝たらいいよ。」って。

なーーんて優しいんだろう、みんなは。

なので、ファイヤーピットやその周りなどを片付けて、テント以外の道具の撤収をしてcotoriの家の片付けへ。



cotoriの家もお風呂に入ったり、初日は女の子たちが寝たり、着替えをしたり、トイレを使ったり、遊んだり、、、色々と使いました。
言うならば、安心の基地的場所でした。

キャンプ中、夜な夜な私が掃除してから眠りについてはいましたが、

最終日は皆で大掃除をしてもらいました。

嬉しいなぁ、、私が本当に楽させてもらったなぁ、、、w

洗面所からお風呂場、トイレ、リビングや皆の部屋、
それぞれ担当の場所を丁寧に掃除してくれました。



掃除機に拭き掃除までw

本当にありがとう。
とっても綺麗になったよ。

さぁ、あと少しでお迎えがくるよ。
ノンビリ過ごそうか。。。



樹さんは宇宙関係のお仕事もしていますが、ミュージシャンでもあります。

皆はお風呂待ちの時間や、ちょっとした時間に、レコードをかけたり、樹さんに曲を一曲リクエストしたりしていました。

最後にリクエストされたのは、
「森の結婚式で歌ってくれた曲!」

私たちの結婚式に参加してくれた子たちはあの曲が印象に残っているのでしょう。



みんな、、樹さんワールドにすっかり連れて行かれちゃったキャンプにもなったねw



ほらね。



ほらほら。

音楽って習うのも良いけれども、こうして遊び触れることから自然と音を出してみたくなるというのも良いなぁって。
微笑ましく想いました。

(私は幼い頃、ピアノのレッスンが大嫌いでたまらなかったので、、、w)



そして、草木染めで使ったり、オヤツで食べたりした植物の事を調べて読聞かせ。
(牧野さんの図鑑を優しい言葉に訳すのが楽しいです)

特徴や薬効も。
自分が染めたTシャツの薬効、覚えているかな?

そうこうしているうちに、あっという間に時は過ぎ、、



パパやママのお迎え到着!!♬



「こっちこっちー!」

パパさんママさんたちは、cotoriの森で、4日間皆がどんな暮らしをしていたのか、一緒に歩きながら改めて案内してもらいます。



その軽快な足取りは、cotoriの森のこの道を、みんなが初めて歩いた時のソロソロ歩きが嘘のよう。

もうすっかりこの森に慣れ親しんだってことだね。



「ここでね、焚き火したんだよー!」
「こっちこっち、ここでね、、、」

って。
楽しそうにパパママにお話しています。
みんなそれぞれ自信いっぱい。

「へ〜!」
「ほんとうに〜!」
とパパママたちも想像しては関心してくれ、嬉しそうに聞いてくれていました。


それは、今までのキャンプではなかった光景です。
あぁ、こういうのって大切だな、、と改めて感じました。



そして、お別れ前に、皆でスイカをタラフク食べて、朝食に出し忘れてしまったジャガイモとディル(庭の畑で摘みました)のスープを一緒に頂きました。

ひとりひとりの頑張りをお伝えしたいのに、伝えきれないほどたっくさんあって、もどかしいくらいでした。


記念撮影をして(ごめんなさい、その写真はここには投稿できませんが、みんなにはプリントとして送りますね!)
お別れの時の恒例、
皆で手を合わせて「また森で!!」


あーーんなにも別れを惜しんでくれていた子どもたち。

なのに、「また森で!」の後は意外とあっけなく車に乗り込みます。
子どもたちのそういう今を生きている感じ、
やっぱり私は大好きだなぁ。


そしてみんなは、前の日の夕暮れ時に油井宇宙飛行士ののったISSに出会ったこともあり、
この後JAXA見学へと直行したのでした!



森に余韻だけが残っていました。

みんなが怪我も病気もすることなく無事に終えられた事にホッとする瞬間です。

満足度満点。
幸せ満点。
次回に生かすための反省ももちろん。
そして何より、こうして一緒に過ごした日々と子どもたちへの愛しさ無限大。

私は恐らく世界一幸せものだという自負と感謝の気持ちが広がる時です。


こうして長い長い私たちの物語を綴って参りましたが、これで一区切りとさせて頂きます。

本当はまだまだ番外編写真や、語りきれなかったお話もあるのですが、、

キャンプや森冒険が終了してから暫くして良くお家の方々に
「思い出したかのように、ぽろりぽろりとお話ししてくれるんですよ」と言われます。

私もきっとそんな感じで、忘れた頃にまたぽろりぽろりとお話出来たらと想います。

見守ってくださった皆さん、応援してくれたパレット応援隊のみなさん、本当にありがとうございました。
みなさんの見守りがあってです。

いつもいつもありがとう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こうして大切なお子さんをこの森に集わせてくださったお家の方々へ。

パレット森冒険隊の皆と6年間過ごした森を離れ、この森に引っ越して8ヶ月目、初めての夏。
こうして再び夏キャンプを、しかも新しい形で開催出来たのも、お家の方々のサポートとご理解があってです。

裏高尾の森で最後にお別れした時、「また森で!」と強く願った私たちの想いを、こうして叶えてくださったパパさん、ママさん、本当にありがとう。

ちょっと会わないうちに、みんな成長していて、時が過ぎ去ったことを実感させられたけれど、
こうしてひとりひとりの成長に触れさせて頂けることは、私にとって何にも代えられない宝です。

以前のように頻繁には会えなくなってしまったけれど、こんな風にゆっくりと少人数で会えるのもいいなって想いました。

「森がかわっても空と大地で繋がっているよ」と裏高尾でのお別れの時に私は皆に言いました。

今回参加してくれた子たちにとっては、新たな「ホーム森」がまた1つ増えたことになります。
それは私たちにとって、冒険の幅も広がったのだなと感じています。

パパさん、ママさん、
遠いのに来てくれて本当にありがとう。
いくら感謝しても足りない想いです。

またパパさんママさんたちともゆっくり会いたいな♬




ねぇ、みんな。

cotoriの森は、すっかり秋だよ。
皆がハンモックに揺られていたモミジの木も、うっすら紅葉が始まったよ。
cotoriの森のあるこの山も、夜は肌寒くなったけれど、空気が澄んできてね、星も綺麗だし、みんなが住んでいる町の方まで良く見渡せる日が増えて来たよ。
ブブさんと散歩したり、一番星探ししたあの里では、稲刈りが大分終わってきたよ。

ねぇ、みんな。

みんなと過ごした4日間は、あまりにもあっという間で、あまりにも楽しくて、忘れられない夏の思い出になったんだ。
みんなの笑い声が、今でも森を抜ける風の中に聞こえてくるようだよ。

沢山の笑顔をありがとう。
みんな大好きよ。

もうすぐお手紙するね。少し待っていてね。

あ、そうそう!
皆が残してくれたティピテント!
皆が帰った夜に、樹さんと一緒に焚き火しながら皆の事話してね、、Cooもティピで寝れたよ!
寝心地といったらもう!、、、微妙に地面傾いてるね!www

ありがとうね。
ティピはそのままにしてあるよ。
イノシシさんたちが泊まりに来ないかなぁ、、、


それでは、またね。
また森で!


みんなみんなありがとう。みんながいてくれるから、この冒険があります。

そして、この森よありがとう。
あなたがこうして在るおかげで、私たちが在れます。

本当にありがとう。


Coo



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プロフィール

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Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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