森の特等席で薬草脚浴を。

10 29, 2015


神無月 月齢16

ここcotoriの森も、紅葉がうっすら始まっています。

あなたのお席をおひとつ、
cotoriの森にご用意させて頂きました。

どうぞ、どうぞ、こちらへ。


・・・・・・・・・・・・・・


気温差に体調崩されていたり、
何だか身体の芯が冷えているなぁとか、
何だか心落ち着かなかったりしていませんか?

半身浴もおススメですが、もっと手軽な脚浴でも十分な効果が得られます。

体調に合わせた薬草を入れて行うと更に良い感じです。

この時期私がオススメな薬草は、、、



セイタカアワダチソウです。

黄色い花が可愛いけれど、外来種ということもあり、何だか邪魔者厄介者にされる事が多いのが残念ですねぇ。

私は道路から離れた場所でスクっ!としているセイタカアワダチソウを見つけると要チェックします。

その理由は↓

1: キリモミ式火熾しのスピンドルとして、かなり優秀な植物であること。
2 : 驚くべき優れた薬効に富んでいて薬草として頂くため。

ブタクサと間違われて花症のアレルゲンと毛嫌いされることもあるようですが、見た目結構違います。


【セイタカアワダチソウの薬効】
*アトピー性皮膚炎や乾疹、肌荒れなど
(ただし、症状がひどい場合強すぎることもあるかと、、全身や連続して使用するには注意が必要だと私は思います。)
*化学物質を排出する(子宮内の毒にも効くとも言われてます)
*デトックス効果(アンチエイジングにも)
*浄血作用
*人工透析した肝臓病に

など、調べると沢山でてきますね。

化学物質の排出というのは経皮毒なども含むとも言われているようです。

ですが、ちょっとここでちょっと考えたいのが、、、
セイタカアワダチソウは良く道路脇で沢山見かけます。
排気ガスを浴びまくったセイタカアワダチソウ自体に果たして毒素を排出する力が在るか否かよりも、毒素を付着していないかどうか、、、です。

どんな薬草や野草であっても、頂く時にはや生育状況だけでなく、生育環境にも気をつけることは大切ですね。




【採取時期と部位】

さて、
そんなセイタカアワダチソウですが、
脚浴やお風呂に入れる場合(浴槽によっては問題が生じることもあるので注意)、花が咲く前の蕾の時期に採取した物が効くと言われているようです。

けれど、花の芳香もスチームなどにするととても良い感じでリラックス効果は高いと私は感じます。

というわけで、両方採取しました。
茎ごと適度な長さで刈り取ります。
(駆除目的に根っこごと摘む方もいらっしゃいますが)


【保存の仕方】
生葉のままインフュージョン(浸水)にしても良いのですが、その都度採取できないのと旬の状態を保存したいたので、日影干しにします。

風通しの良い軒下など。
我が家は直射日光があたらない窓のところにぶら下げて、日中は窓を開けています。
この時期は乾燥しているので、綺麗な色のまま仕上げるもの簡単です。



↑こちら、一週間ほど吊るして乾燥させた状態です。

ザックリ刻みます。
とっても良い香りに包まれます。

花穂も刻んでもよいのですが、お湯に浮かんだ花穂を愛しむのが私好みです。

575A0007.jpg

お湯を沸かし、沸騰する直前に火を止めます。
そこに薬草を入れます。

足湯にはアツアツ。
適温になる頃まで抽出されて良い感じになります。


モミジが一枚。
ニンマリしちゃいます。



さぁ、ブランケットと本と飲み物を用意したら、更に準備万端です。



特等席にご案内いたします。
ここは、白山羊のブブさんのお気に入りの場所でもあったのですよ。

575A0044.jpg

良い具合です。

スチームを吸うのもとても効果があります。
爽やかに甘味もホンノリある、とっても良い香りにウットリします。
(好みはそれぞれだとは思いますが)



「あちちっ!」

思わずヒーッ!となるぐらいの温度が丁度良いです。
次第に慣れてくるのもあるのだけれども、脚を入れると湯温度が下がるのが早いように感じます。

それは、自分の脚の冷えを吸ってくれるからなのか、
気持ち良くて時間が過ぎるのが早く感じるからなのか、、、

いずれにしても、「あちちっ!」スタートです。

575A0034.jpg

あら、黒猫のヤブさん。

私が日中裏庭にいると必ずついてきます。

「なんだ、脚浴か、、」とわかると、あっちフラフラ、こっちフラフラ遊んでいます。



本日の一冊は、
ヘルマンヘッセ著「人は成熟するほどに若くなる」

実は、私はヘッセと誕生日が同じ。
中学生の時からヘッセの小説や随筆に触れているけれど、
少し年齢を重ねると、少し理解できてゆく、
そんな感じが好きです。

鳥の声がしては本から目を離し、風がふいては本を閉じ、、、

こんな、中々進まない読書というものも良い物です。



ゆったりと森時間。

毎日やりたいこと、やるべき事が沢山ある中で、無理のない「自分時間」を設けるということ。
大切ですね。

575A0041.jpg

スッカリ、身体ポカポカ。
ウッスラ、足先黄色。

ふふふ、と森を仰いだら、ヤブさんと一緒に家に入るのでした。



家に入ろうとした時、一枚の葉書が届いていました。

活版印刷で手製本を作られているBonamiさんの、新しい本の出版に合わせたアトリエ展のお知らせでした。

真鶴にアトリエを構えるBonamiさんは、とっても素敵なご夫婦が直向きに一冊一冊手間隙かけて、愛情込めて絵本などを製本されています。

そのこだわり、作品への想い、空間の美しさ、おふたりのお人柄、そこに集う個性的な人々、、、
そのひとつひとつが、言葉にならないくらい素敵です。


11月1日にお披露目の新作。
私までワクワクです。

そのために今おふたりは、寝ずの作業が何日も続いているわけで、、、
なのに、こんな丁寧なお知らせを送ってくださるなんて、、、

あぁ、丁寧に生きている人々には、頭が下がりっぱなしです。。。


どうか、無事に新しい作品が皆さんの手の中におさまりますように。
どうか、Bonamiのおふたりが、体調を崩す事なく、11月1日を迎えられますように。

森の風をおくります。


Bonamiさんのホームページはこの文字をクリック!


お天道様が顔を出さないので、今日は家での作業を、と。
草木染めした毛糸をクルクルまるめていると、葉書の模様がコロコロ笑って見えたので、隣にコロっと置きました。


この毛糸のお話は次回につづく、、、


575A0038.jpg


そして、皆さんにも森の風おくります。

どうぞ、森の特等席を優しく通り抜けてゆく秋の風を感じてみてください。
薬草の脚浴にチャプンとしている気分で、、、


それでは皆様、素敵な週末を。
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プロフィール

Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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