山椒の実と晴耕雨読と友人の訪れと。

06 28, 2016
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水無月 月齢23


梅雨入りのニュースがラジオで流れた次の日のこと。

梅雨らしい雨が降らないうちに梅雨入りした今年。

うっかり、山椒の実を摘みそびれるところだった。

光りが惜しげもなく降り注ぐ午後、
爽やかにフルーティーな山椒の香りに包まれた。


山椒の実のレシピは、去年も記事にした↓
「母と一緒に摘んだり作ったり その2 山椒の実」


山椒の実の保存に、
濃度の高い塩水に漬けるものと、塩そのものに漬けるものとを試したが、
塩水に漬けたものの方が使い勝手が良く私は感じた。

なので、今年は塩水に漬ける方だけを採用。
これで夏が過ぎても極上のスパイスを楽しめる。

特にオススメは、、、
鳥の酒蒸しに添えると、天にも昇る美味しさ。

ちょっと秘密のレシピ。

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山椒の実といえば、
私は小さい頃から「ちりめん山椒」が好物だった。
母が西の人なので、時々食卓に添えられていた。

徳島の義母がちょうどシラスを持たせてくれたので、作らずにはいられなくて。

味付けは、
みりん、醤油、酒、砂糖(今回はきび糖)、と極普通に。
そして灰汁抜きした山椒の実を入れる。

私は山椒のピリリヒリリが好きなので、
今回は灰汁抜きは軽くにしてみた。

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「山椒の実を摘みそびれるところだった」と先に記したが、

そのウカーっとしている間に、実の中が大分成熟したようで、
噛むとプチっと良い触感がする。

そして、そして、

ピリリが強い!

ヒリリどころか、ヒースーヒーする。

お茶漬けにするには丁度良い。
大根の葉と油揚げを刻んだものと一緒に、ごま油で炒めたらすこぶる美味しかった。

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けれどやっぱり、
炊きたてのアツアツご飯との相性の良さは語るまでもない。

けれどやっぱり、
オニギリも捨てがたい。

オニギリにしてcotoriの森に散歩に出かけ、
木陰でニヒヒといただいた。


涼やかな風に、山椒の実の香と味が加わると、爽やかさが増して嬉しく、
すーっと心が平になってゆくのを感じた昼下がりとなった。

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それからというもの、
生活に時間が出来たため、たまった本を読みあさっている。
(↑の写真の本たちとは別に待機中がいくつもある)

我が家では「本は何冊でも買って良い」という決まりになっている。
本は財産だと主人は言う。


晴耕雨読とはいうものの、
猫の額畑は、あまりにも小ぶりなので、大してすることもない。
なので、「晴無耕雨読」。
眺めている事の方が圧倒的に多い。


にしても、本は良い。

何があったとしても、本はそのまんまの私でお邪魔できる世界が広がっている。

いつか、本の紹介もしてゆきたい。



・・・・・・・・・・・



週末、友人が一年ぶりに、突然cotoriの森にやってきた。
黒猫のヤブさんとも、久々の再会。

一緒に散歩して、沢山笑って、またね、って。


最近、人に会う気になれずにいる。

タイミングを合わせる必要もなく、
良い意味で「勝手に」訪ねて来てくれる友人。

彼らもまた、
何があったとしても、そのまんまの私でいさせてくれる。


そういう人がいてくれることに、ありがとうを。


お土産に、ちりめん山椒を。
ヒリリ ヒースーヒーすることを伝え忘れたけれど、、、


気をつけて、いってらっしゃい。
ん、またね。

また森で。


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Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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