生かしてもらうという事、焚き火。

01 18, 2012
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睦月 月齢24日

薪をくべる、ということ。
それは、木の命をくべて、私たちを生かして頂くという事。

マイナス8度は優に越えたあの日。
パレット冒険隊のメンバー1人1人は、火に対して今まで感じていたものを優に超えた感覚を持って、まるで全身を火に委ねているかの如くおりました。

冬キャンプ。
「寒さを知る」と同時に、「温もりを知る」のです。

火の温もり。仲間との温もり。

キャンプ後、「お世辞ではなく、逞しくなったと感じます」「絆が更に強まった感じを受けました」とママパパたちからのメールをいただきました。

そりゃぁね、絆が強くならないわけないでしょう。
だって、「寒さ」というシンプルかつダイレクトなものを共有することが全てのキャンプを共に乗り越えたのですもの。

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火がもたらしてくれるもの。

調理させていただく。
火を育て、育てられる。
灯りを灯してくれる。
暖をとらせてもらう。

幼い頃、私の父は言いました。「火は生きている。人の人生と同じだ。」

それが愛する者、お世話になった方であったら、最期まで想い見守り、その余韻さえも愛しむのが極自然なこと。
火の命、木の命も同じ事。

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私たちは、木の命に、火の命に、手をかざしているのです。
そうして、感覚がなくなった手で暖をとる。
徐々に感覚が蘇ってくると同時に、火の有難味が全身全霊広がりゆるのです。

身体が暖まってくると、表情も緩んできます。
そこで繰り広げられる会話。普段話せない様なことまで・・・

お月さまも上がってきました。
冬の星座も満点です。時間を追うごとに違う星座が木々の合間に現れます。

Tくんが言いました。

「こんな風にさ、毎晩焚き火に当たって、星座を探していられたらさぁ・・・ものすんげぇロマンチックじゃない?!!」


ロマン。

冬キャンプは、そんなロマンを沢山含んでいます。

生きているという実感が満載です。


冒険隊の皆へ

ねぇ、最高だったね、冬いろ冒険キャンプ。
2日目の朝、みんなで向かった森の中のあの丘。お日様ポカポカ嬉しかったねぇ。眠くなっちゃうほど優しさに包まれたねぇ。


ねぇ、冒険隊のみんな。冒険隊を卒業したみんなも、ちょっと聞いて。

まだ先の話だろうけどさ、大人になる階段を登る頃になって、生きている実感を味わえなくなりそうになったらさ、また冬のキャンプに連れてってあげる。
一緒に肩並べて暖かくておいしいもの頬張りながらバカな話しも、深い話も交わしたならさ、きっと大概の事なんてちっぽけな事に感じるよ。

ねぇ、きっとその時はわからなくても、ずっと先になって、「あぁ、あの時のあの薫り・・・」とか、きっと後の自分を生かすことに繋がると思うんだよね。

ん、きっと、そんなもん。
冬に限らずさ、あの薫りが恋しくなったら、いつでも連絡しておいで。とびきりのキャンプ、連れてっちゃる。

また一緒にススだらけになりたいね。
また一緒に「焚き火臭いょ」って周りの人の反応を面白がりたいね。

次の冬も、こうして一緒に、焚き火に手をかざしていたいな。

また、この森で。
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Coo

Author:Coo
森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 夫の樹さん、黒猫のヤブさんと私Cooこと久弥子、ふたりと1匹、森暮らし。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれ、など。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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