森で、ハート集め。

03 23, 2012
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弥生 新月

先週末のこと。パレット冒険隊たちとの森冒険にて。

雨の森で、ハートを見つけました。
「もらってもいいですか?」森に尋ねています。

お母さんにプレゼントしたいの、と気持を込めています。
お母さんの笑顔が浮かんでいます。


子どもたちはひとりで冒険に出かけているように見えるかもしれません。
けれどそれはきっと違うのです。
心の中に、いつもお父さんだったり、お母さんだったりが、一緒にいるのです。
それは、例えばこんなわかりやすい形だけではなく、要所要所で確かに存在しているのです。


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雨の森で、こうしてハートが集められました。
そして私は、子どもたちが集めているのは、ハートという形だけではない事を知るのです。

その1つに、例えばこんな胸がキュンとするものも含まれているのです。

Kくんは、年長さんで初めて冒険隊になり、以来皆のアイドル的に可愛がられています。
パレット冒険隊のみんなは、仲間の事を本当に良く気遣いながら冒険しています。
誰かが必要な時には、自分の立ち位置を確保し、手を差し伸べてあげたり・・・それを極自然としています。

今回、4歳で初めて冒険参加の男の子がいました。Kくんは終始、彼のことを気にかけていました。
今まで最年少だったKくんが、年上になった時、Kくんは今まで自分が他のメンバーにしてもらった事、もしかするとそれ以上の心配りをもって、接しているのです。

「K,成長したね。2年で、ここまで成長していたんだね」私とKenは、胸が熱くなる想いで見守っていました。


Kだけではありません。
今回の冒険は、本当にハードでした。自分の事で精いっぱい。本来ならそれでも十分なはずです。
けれど、パレット冒険隊のみんなは、「自分だって大変なら、みんなだって大変なんだ」といわんばかりに、声を掛け合うのです。

「そっち、大丈夫ー?」「ここ、足元滑るよ」「こっちの方が楽だよ」・・・・と。

そして、自分だって辛いのに、自分の後ろを歩く子に手を差し伸べているのです。
「自分はそこを越えられたから」といわんばかりに・・・

胸が熱くなります。目頭が熱くなります。

ねぇ、みんな、いつからだっけ?私たち。
ねぇ、みんな、いつからか、私たち、そうなっているね。

自分がしてもらって嬉しかった事と同様の事を、もしかするとそれ以上の事を、誰かが必要としている時にしてあげるという事。

そんなプラスの連鎖が生まれるには、そう大変なことではないのかもしれません。
ただ、そうしてくれたあなたの優しさや暖かさをピュアであればある程、それは波紋の様に広がり繋がっていくものなのかもしれません。

それはこんな、ハート集めのようなもの。森でもらったハートを、大切な誰かにプレゼントするという事に似ています。

子どもたちをみていると、それが本当に自然と行われていて、私もハッとさせられる事があるのです。


あぁ、改めて想います。子どもたちは私の大先生なのです。


【心揺さぶられる森冒険】の様子はこちらから↓
「いろいろパレット」~小さな冒険プログラム~ 活動報告


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森のある暮らしを綴ったフォトエッセイ。 裏高尾、筑波山を経て、現在 京都・比叡山にて。 森の事、野草や薬草のこと、森料理、日々のあれこれなど。 森の風があなたのもとにも届きます様に。

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